ドル円ー日経平均 の相関に市場の構造変化をみる

皆様、ごぶさたしております。

 長いことブログの更新をしていなかったので生存証明に、経済ネタを投稿します。
FX や 株式投資などで市場の動向を観察しておられる方は薄々お気づきのことと思いますが、ごく最近になって市場の構造変化が起きています。かなり重要な変化だと思うのですが関連した記事を見かけないので書いておきます。

 これまで、「円安=株高」という相関のもとに アベノミクス相場が形成されてきました。日銀の量的緩和に加えてFRB の金利引き上げ観測から円安になり、それが株高につながってきたわけですね。

 ところが、この 11月半ばごろからドル円-株価 相関関係に異変が生じています。
そのせいでどうもトレードがうまくいかないという方もおられるのではないでしょうか。
 
そこで、2015’9/1 以降の ドル円 – 株価の 相関を Excel の CORREL関数でとってみました。
 
Excelシートのダウンロードはこちら⇒ ドル円ー株価相関.xlsx
(※:為替・株価データは米ドル・日経平均の時系列データをYahoo!Finace様より取得)

 
で、
CORREL関数で6日間の相関係数をとり、グラフにしたものがこれです↓
ドル円ー日経平均 相関係数グラフ(%)
WS000001
 
 これを見ると、2015’11/10 あたりを境にして
ドル円ー日経平均 の相関が逆相関になっているのが分かると思います。
11/10 以前には 正の相関を示していて一時的に0を下回ってもすぐに高い数値に戻しています。それが、11/10 を境に負の相関を示しており、正の相関に戻っていません。

これまでの、「円安=株高」という相関関係は11/10日以降、当てはまっていないのです。

 現在の世界情勢は、中国経済の失速、商品市況の暴落、中東~ヨーロッパの政情不安、など混沌とした状態です。まもなく行われるFRBの金融引き締めが新興国経済を直撃して世界の経済状況が悪化することも危惧されています。金融引き締め後のアメリカの景気を不安視する声もあります。そうした中、景気回復過程にある日本の安全性と割安感が再評価され、円および日本株に資金が流れ込んでくることが考えられます。だとすると「円高=株高」トレンドも理解できます。

 このところの「ドル円-日経平均 逆相関(円高=株高)」はその兆候なのか?
あるいはなにか別の変化の現れなのか? はたまた一時的なものなのか?
少なくとも市場に何らかの構造変化が起こり、従来の常識が通用しなくなっていることは間違いありません。良い変化だと良いですね♪

ではまたw

PS: 安心してください。最適化ソフトの開発も順調ですよw


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